E3と同じ会場となったLos Angeles Convention Center。到着するまでの雰囲気は去年までのE3とそっくりだったが,イベントが始まると,やはりまったく異なる雰囲気だった
10月17日から4日間にわたって,カリフォルニア州ロサンジェルスで開催されていたゲームイベントE for All Expoは,アメリカ時間の21日に無事閉幕した。規模としては,当初我々が考えていたよりも小さなものだったが,主催者である大手メディア/イベント運営会社IDG World Expoの発表によれば,4日間で約1万8000人の入場者を記録したという。ただし,これは出展者やマスコミなども含めた数ということで,現実的な来場者数は1日あたり3000?4000人程度だったのではないだろうか。
これまで10年にわたってE3 (Electronic Entertainment Expo)が開催されてきたLos Angeles Convention Centerだけに,E for All Expoには非常に馴染みのある印象を受ける。だが,「人ごみの中をかいくぐりながら次のアポイントに向かって突き進み,アチコチから聞こえる音楽で耳が痛む」というようなことはなく,参加企業も大手はNINTENDO,Electronic Arts,KONAMI,THQばかりが目立つ70社ほどで,やはりE3とはまったく異なるイベントだったことを再認識させられるものであった。
会場で人気のあったのが「Guitar Hero III: Legend of Rocks」の弾き語り大会。壇上に上がったゲーマーは,ノリノリで難度の高い曲をこなしていた
E for All Expoについて感じたのは,単に小じんまりとした規模のイベントだったということだけではない。結局のところ,このイベントはプレスに向けた新作の発表をメインにしているのではなく,今後発売するゲームを実際にファンに遊んでもらい,そのゲームの購買意欲を高めてもらおうというものだったことだ。
E for Allの会場奥では,MLGという組織の特別ゲーム大会も開催されており,多くのプロ/アマチュアゲーマーが熱心なプレイをしていた
KONAMIは日本から開発者を呼び寄せてサイン会を開くということをやっていたし,NAMCOは,普段なら自社サイトでのオンライン販売をメインにしているであろうTシャツなどのグッズの即売会を開いており,このあたりに今後のE for All Expoの可能性を見出すこともできるだろう。MLG(Major League Gaming)というゲームトーナメント運営組織との共催で,「Halo 3」や「NBA 2008」などのタイトルで競技大会を開いていたのも,そういう世界を知らないファンには新鮮に映ったはずだ。
新作発表の少なかったE for All Expoだが,Avatar Realityの開発する「Blue Mars」は,そのグラフィックスの美しさやソフトのユニークさで抜きん出いていた
東京ゲームショウ2010では,ゲームPCコーナーとして「Gaming PC World」というブースが設けられ,最新のPCゲームを楽しめる。日本エイサーが最新のゲーマー向けPCを提供しており,いずれのタイトルも快適なプレイが可能だ。展示タイトルは全部で14作品用意されており,すべてがプレイアブル展示となっている。以下にそのリストを掲載しよう。
ニード?フォー?スピード シフトはGaming PC Worldブースの中央に設置されており,本格的なバケットシートとステアリングコントローラで遊べる点に注目。プレイ映像はステージ上にある巨大ディスプレイに出力されており,多くの人がその美しい映像に,足を止めて見入っていた。
Gaming PC WorldはたくさんのPCゲームが展示されており,さほど待たずにプレイできる穴場的なスポット。大型のフルHDディスプレイや,5.1chのサウンドシステム,本格的なデバイスによるリアルなゲームプレイと,贅沢な環境が整えられている。なかでも3Dは未体験の人なら新鮮な驚きを味わえるので,PCゲーム好きはぜひ立ち寄ってみよう。